12.5%複合アモキシシリン粉末

アモキシシリンはβ-ラクタム系の抗生物質に属し、広い抗菌スペクトルを持っています。 アンピシリンの抗菌スペクトルと抗菌活性は基本的にアンピシリンと同じで、ほとんどのグラム陽性細菌に対する抗菌活性はペニシリンよりわずかに弱く、ペニシリナーゼに敏感なので、ペニシリン耐性黄色ブドウ球菌には効果がありません。 大腸菌、プロテウス、サルモネラ菌、ヘモフィルス、ブルセラ菌、パスツレラ菌などのグラム陰性細菌には強い効果がありますが、これらの細菌は薬剤耐性を生じやすいです。 緑膿菌には敏感ではありません。 単胃動物での吸収がアンピシリンよりも良く、血中濃度が高いため、全身感染に良い効果があります。 感受性細菌による呼吸器系、泌尿器系、皮膚、軟部組織の全身感染に適しています。

アモキシシリンは胃酸に対して非常に安定しており、単胃動物では内服投与後74%～92%が吸収します。
1. 本製品をアミノグリコシド類と併用すると、細菌中のアミノグリコシド類の濃度が高まり、相乗効果が現れます。
2. マクロライド、テトラサイクリン、アミドアルコールなどの速効性殺菌剤は、本製品の殺菌作用を妨げるため、使用には適していません。